フローリング・床紙張り

拙宅の廊下、歩くと廊下の床が所どころ凹む。
数年前にリビングの床も同じ状態になり、既存の床板に新しい床板を上張りでリフォームをした。
今回もリビングと同じだと思ったが、念のため縁の下にもぐりこみ、床板の状況をチェック、虫喰いや腐敗していないことを確認、合板の接着剤の効能がなくなったと判断した。
リビング同様、新しい床材を上張りすることにし、今回はDIYでチャレンジだ!

現状

歩くと凹むという説明は絵では表現できません。
それで、こちらの絵で代用。
上がり框(かまち)に下駄箱が乗っていたので外した。
下駄箱の背面の壁に日焼けの跡がくっきり浮かび上がっていた。

こちらは、洗面台を外した場所。
白っぽい所と、薄い茶色の所と、3色になっています。
これはサイズの異なる洗面台を交換したことがあり、床の日焼けが3通りとなったのである。

作業中&後

フロア板は短辺、長辺共に雄雌(凸凹)のはめ込み式になっているが、山なりにしてはめ込むとスムースに出来上がる。
特に最後の板は4枚の板を長短辺、夫々を同時にはめ込んで収める必要があるが、山形に組み込めばうまくいく。
最終の板は底面の角を落とすほうがはめ込みやすい。
(雄は「さね」、雌は「こあな」と言うそうです)

板のとめ方はボンドとフロア釘で止める。
釘は必ず釘締めを使い次の板の雌の溝をはめ込むのに当たらないよう頭を埋め込む。
釘の打つ位置は図のように凸部に打つ。打つ角度は凸部と凹部のはめあいに干渉しないような角度(45度)です。
フロア釘は胴部にスクリュウ状に加工されていて抜けにくくしてある。頭部に釘締め(ポンチ)穴をカップ状に加工されている。

上がり框(あがりかまち:玄関の上がり口の化粧材を指す)ボンドで接着する。
ずれないように茶色に塗られたケーシング針(頭の小さな釘)で数箇所打ち付けた。

出来上がり。
出隅や階段があるうえ、壁際の幅木がまっすぐになっていないので、苦労した。

こんな問題も出た!
既存の幅木に接する部分は隙間が開いてしまう。
幅木そのものが直線になっていないケースがほとんどだ。
これは最後に木質目地シーリング剤にて補修した。

上のシーリング剤で補修した絵は良く分かりません。
代用品として、同じシーリング剤で補修した別の場所を参考に載せましたが、幅は1〜2ミリぐらいですので・・・分かりづらいですね。
シーリングをするときは、マスキングしてから実施する。

後記

1.5cmのかさ上げなのに一歩踏み出しすときに、「段差があると思って踏み出したら平面だった」のでつまずいた。
こんな感じ 経験あるでしょう?
たった1.5センチでも同じような感覚でした。
永年慣れ親しんで得られた居住感覚とは恐ろしいものです。

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